今回は奥さんから壊れたハンディ扇風機を直して!と依頼がありましたのでハンディ扇風機の修理をやってみたいと思います。
話を聞いてみると使っていたら急に電源が入らなくなって、帰宅してから充電を試したけど充電もされないということでした。
今まで何度か外出中に落としたことがあるようで、衝撃で内部パーツに不具合が出ているか破損してるかといったところでしょうか。
では早速、修理に取り掛かろうと思います!
※当記事を読んで作業の真似をされて、万が一製品が故障したり、
不慮の事故が起こっても私は責任が負えませんので全て自己責任でお願いします。
哀れにも壊れてしまった扇風機です。
では、分解していきましょう!
準備するもの
・プラスドライバ (100円均一のもので大丈夫です)
では分解していきます
1.ネジを外す
まずは持ち手の裏側にあるネジを外します。
プラスネジなのでどこにでもある普通のドライバーでネジを外せると思います。
2.外装を分解する
外装をバラして内部の確認をします。
まずはファンがある方から分解していきます。
ファンの周りに何個かツメが確認出来ます。
これらのツメで固定されている部分を外していきます。
ツメのある部分にヘラをねじ込んでグッとツメ方面に力をかけながら持ち上げると
割と簡単に外れました。
この作業を各ツメ部分に繰り返し行っていきます。
すると持ち手部分にも隙間が出来るので持ち手部分も同様にヘラを挿しこんで
持ち上げると簡単に真っ二つに分解出来ます。
分解出来るとこのようになりました。
3.基板を取り外す
外装を取り外した状態で見える基板の表面には一番故障の原因として怪しいと思われるバッテリーの接続部がなくバッテリーから伸びているコードが裏側に潜っているので基板を取り外します。
基板がネジで固定されているのでネジを外してしまいます。
ネジを外して基板をひっくり返して状態を確認します。
一見、特に異常はなさそうに見えますがよく見てみると
このようにバッテリーの端子が少し浮いているようです。
果たしてこれが故障の原因なのでしょうか。
ひとまずしっかりと挿しこみなおしてみることにします。
グッと押し込むと先ほどあった隙間がなくなり、しっかりと接続出来たようです。
では充電・起動が出来るようになったかチェックしてみましょう!
4.動作確認
直りましたー!
無事に充電と起動出来るようになったことを確認して元に戻しました。
今回は特に難しいこともせずに修理完了してしまいました。
抵抗とかコンデンサの故障とかだったらどうしようかと思っていましたが簡単になおったので安心しました。
これで新しく買い替える必要がなくなってまた一つ節約出来ました。
こういった製品だと基板に取り付けてある抵抗やコンデンサもサイズが大きくて万が一、はんだごてを使った作業をしなければいけないような状態でもそこまで難しくないので、一度は挑戦してみたいです。
また何か壊れたりしたら記事にしようと思います。
こんなこともしてるのでよかったら読んでください。