今回はニンテンドーDS liteを専用の充電ケーブルではなくmicro USBケーブルを使って
充電出来るようになるのかという実験をしてみようと思います。
何故今頃DS liteなのかはさておき実験スタートです。
※当記事を読んで作業の真似をされて、万が一製品が故障したり、
不慮の事故が起こっても私は責任が負えませんので全て自己責任でお願いします。
今回いけにえになるのはこちらのNintendo DS liteです。
かなり前に興味本位で購入したシルバー鏡面仕上げのカスタム品です。
今ではヒンジが壊れて上画面が固定されずにぐったりしてしまってます。
相当前に使っていたものなのに一応充電がほんの少しだけ残っていて
軽く動作確認は出来ましたが液晶は黄ばんでるはボタンの反応は悪いわで
半分ジャンク品になってました。
こうなったら壊れてしまっても構わないので(そもそも今更DSで遊びませんし)
存分に実験させていただくとしましょう。
では、分解していきましょう!
準備するもの
・プラスドライバ (100円均一のもので大丈夫です)
・こて台
・はんだ
・リード線
・交換用のmicro TYPE-B端子 (電気街などで実際に見て買うのが良さそうです)
あると便利なもの
では分解していきます
1.ネジを外す
各所にネジがありますが
まずは本体裏面にあるバッテリーカバーを外します。
バッテリーを取り外すとネジがあるのでそちらも外します。
赤丸で囲んだところがYネジ、緑丸で囲んだところがプラスネジです。
さらに隠しネジ2本とDSソフト挿入部にあるネジも外します。
隠しネジ部分のゴムはマイナスドライバーを挿しこんだり
ヘラを挿しこめば簡単に取れます。
2.外装を取り外す
外装を取り外して充電端子部分を露出させます。
今回は充電端子が見えればいいので底面の外装のみ取り外します。
DSソフト挿入口がある方の外装を少し持ち上げます。
ネジが外れているのでそんなに力を入れなくても持ち上がります。
そして、GBAソフト挿入口がある方は少し隙間を開けてから
ヘラを突っ込んで持ち上げて外しました。
底面の外装を取り外すとこのようになっています。
よく見るとRボタンのバネを固定する為の部分が折れてしまっていました。
開け方が悪かったのか、経年劣化によるものかちょっとわかりませんが
開け方を失敗するとこのように破損してしまいますのでご注意ください。
さて、今回実験に使用するのはPS3コントローラー改造でも使用したmicro-b端子です。
DS liteの端子と比べると一回り小さいくらいです。
厚みは半分ほどでしょうか。
内部がやけに汚かったことは気にせずに次の作業工程に入りたいと思います。
3.micro TYPE-B端子をリード線で繋ぐ
今回用意したのは0.4mmのリード線です。
一応赤色と緑色の2色を購入しました。
実際作業をしてみて思ったんですが細すぎて少し作業しにくかったので
太さは1mm程度のものを用意した方がいいかもしれません。
リード線を端子の裏側から半田付けします。
左側がマイナスで右側がプラスです。
本来ならプラス側に赤い配線をしなければいけないようですが
そのあたりを理解していない素人なのでお許しください。
基板側にリード線を半田付け出来たので次は端子にリード線を繋ぎます。
USBのピンアサインを調べると上の写真での並びだと
一番左がプラスで一番右がマイナスでしたので基板側のプラスにつけた緑の配線を
左側に、基板側のマイナスにつけた赤い配線を右側に半田付けします。
テストなのでかなり適当に半田付けしております。
これで問題なく半田付けが出来ていれば充電ランプが点灯するはずです。
動作確認してみましょう。
4.動作確認
少しわかりにくいですが写真の右側にオレンジの光が点灯しているのが見えますね。
ばっちり充電出来ているようです!
5.まとめ
あくまでも今回はテストなのではっきりとは言えませんが
DS liteの充電端子をmicro TYPE-Bに交換しても問題なさそうですね。
ということはTYPE-Cに交換しても多分問題ないんでしょう。
安価でPS4のコントローラーが手に入ったら
以前にPS3のコントローラーを改造したときみたいにTYPE-Cに交換してみます。
あとはゲームボーイ関連でもやってみたいことがあるのでそのうち。
あ、今回のテストも危険を伴うので真似される方は自己責任でお願います。