素人が電子機器をいじってみる

当ブログは素人が電子機器の修理やカスタムをしたものをご紹介するブログです。

充電出来ないZenfone Goを修理してみた その1

※本ブログにはプロモーションが含まれています

今回はジャンクで手に入れたZenfone Goを修理していきます。

 

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どんなジャンク品かというと写真の通り、USB端子がごっそりなくなっています。

恐らく分解して端子だけ取り外したんでしょう。

 

以前PS3のコントローラー改造で使ったUSB端子を使って復活させたいと思います。

果たしてうまくいくでしょうか。

 

amacustom.hatenablog.com 

 

※当記事を読んで作業の真似をされて、万が一製品が故障したり、

不慮の事故が起こっても私は責任が負えませんので全て自己責任でお願いします。

 

 

今回ネタにされるのはこちらのZenfone Goです。

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最初に載せた写真の通り充電端子がないので起動確認すら出来ません。

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まぁ今回の目的は充電が出来るようになって起動させることなので

誰かのデータが残っててもパスコードがかかってて使用出来なかろうがいいんですが。

 

 

では、分解していきましょう!

 

準備するもの

T5のトルクスドライバ

はんだごて

こて台

はんだ

フラックス

リード線

交換用のmicro-B端子 (電気街などで実際に見て買うのが良さそうです)

 

あると便利なもの

修理用の開腹ヘラスパチュラ

精密ピンセット

耐熱マット

 

では分解していきます

 

1.背面パネルを外し、ネジを外す

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まずはサクっと背面パネルを外します。

背面パネルを外すと8箇所ほどトルクスネジで筐体の背面が固定されています。

1か所だけ分解が行われたかチェックする為についてるシールが貼られています。

シールの上からドライバーをさせば破れると思います。

この端末はすでに分解が行われているのでシールは破れていました。

綺麗に剥がして貼りなおせば分解の痕跡は残らないでしょう。

 

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ネジを外して、バッテリーも取り外すとこのようになりました。

 

 

2.背面のカバーを取り外す

ネジを外せたら背面のカバーを取り外します。 

 

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うまい具合に回りに隙間があるのでヘラを挿しこんでパキパキっと開けていきます。

 

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背面カバーを取り外すとこうなります。

 

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USB端子が丸ごとなくなっているのがよくわかりますね。
 

 

3.基板を取り外す

次に基板を取り外すために各コネクタの取り外しを行います。

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QRコードが貼られているのがデジタイザのコネクタです。

上に持ち上げると外れます。

 

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またまたQRコードが貼られているのがインカメラのコネクタです。

これも上に持ち上げると外れます。

インカメラは基板に付けたままでも大丈夫ですが今回は外しました。

 

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デジタイザとインカメラのコネクタを外したところです。

 

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次に背面の音量ボタンやSIMトレイが付いている基板を外します。

裏に粘着が付いているのでヘラを挿しこんで粘着をすこしずつ取りながら
基板を外すとよいと思います。

今回はすでに分解されていたので簡単に外すことが出来ました。

 

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この基板の下にあるのが液晶のコネクタです。

基板を外さないと持ち上げることが出来ないので上の基板を外します。

 

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ボタンやSIMトレイが付いている基板まで外すことが出来ました。

 

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ここまでやらないと液晶のコネクタを外すことが出来ません。

液晶のコネクタもカメラやデジタイザのコネクタ同様、上に持ち上げると

簡単に外すことが出来ます。

 

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各種コネクタを外すと基板を取り外すことが出来るようになるので

ひっかかっているツメに気をつけながら基板を取り外します。

 

これで新しいUSB端子を取り付ける準備が出来ました。

 

USB端子の取り付けに関しては次回、Zenfone Goを修理してみた その2で

ご紹介していきたいと思います。

 

では次回もお楽しみに待っていていただけると嬉しいです。