素人が電子機器をいじってみる

当ブログは素人が電子機器の修理やカスタムをしたものをご紹介するブログです。

充電出来ないZenfone Goを修理してみた その2

今回は前回分解したZenfone Goの修理の続きです。

 

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ちなみにUSB端子がごっそりなくなっているので新たに端子をつけなおして

使えるようにしましょう、というのが目的です。

 

amacustom.hatenablog.com

 

※当記事を読んで作業の真似をされて、万が一製品が故障したり、

不慮の事故が起こっても私は責任が負えませんので全て自己責任でお願いします。

  

早速続きの作業をしていきましょう!

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前回はこのように内部基板の取り外しまで行いました。

 

準備するもの

T5のトルクスドライバ

はんだごて

こて台

はんだ

フラックス

リード線

交換用のmicro-B端子 (電気街などで実際に見て買うのが良さそうです)

 

あると便利なもの

修理用の開腹ヘラスパチュラ

精密ピンセット

耐熱マット

 

 

1.充電端子を取り付ける

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あるはずの端子がありません。

以前の所有者さんが取り外してしまったようです。

パッと見、一番左のランドが剝がれてしまっているように見えます。

せっかく新しい端子の取り付けをしようとしているのに、

ランドが剥がれてしまっていてはどうしようもないのでは...と

ここまで分解した苦労もあるので少し気が滅入ってしまいます。

まずはランドが無事か確かめる為にはんだを乗せてみようと思います。

 

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ランド部分にしっかりとフラックスを塗りたくります。

このフラックスというのが非常に重要でしっかりと塗っておきます。

何故重要かというのは私の付け焼刃の知識では変なことを言えないので

各々調べていただくとして、とにかく作業がやりやすくなるので多用します。

ちなみに下記リンクの商品だと右のグリスタイプの方が蒸発しにくいので

何度も塗りなおす必要がなくなるのでオススメです。

 

 

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フラックスを塗ってはんだごてで軽くはんだを乗せてみると

5つのランド全てにしっかりとはんだが乗りました。

全て無事だったのでこれまでの作業が無駄にならずに済んでほっとしました。

フラックスは一度無水エタノールを含ませた綿棒で洗浄しておきました。

 

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で、当然ながら用意した新しいUSB端子はZenfone Go用のものではないので

写真のように全然形が合いません。

固定用の足が基板にはまらないうえにはんだで取り付けるピン部分は

基板に届きません。

 

ですがそんなことは想定済みなので何も恐れることはありません。

まずはこの状態から足を外側に折り曲げて基板にはんだ付けして固定してしまいます。

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結構無理やりですがこれで固定出来ました。

足が穴に入っている訳ではないのでこれだけでは少し心もとない気がしますが

今回はこのまま作業を進めていきます。

 

端子の固定が出来たところで基板のランドにピンが届いていないので

リード線を使って接続していきます。

 

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まずはプラスの端子にリード線をはんだ付けします。

かなりいもはんだになっていますが最後に修正しました。

 

このピンにリード線をはんだ付けする際にもフラックスを使うと隣のピンに

はんだが付いてしまっても修正が容易に出来ます。

また、いもはんだにもなりにくいです。

 

この写真のときはリード線をはんだ付けするのに時間がかかってしまい、

フラックスが蒸発してしまった上にはんだも劣化してしまったので

いもはんだになってしまいました。

手早く作業するのもきれいなはんだ付けには必須条件だと思います。

 

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次に裏返してすこしだけ空いている隙間からリード線を引っ張り出して

長さをちょうどいい長さにカットした後、被覆を剥いてはんだ付けします。

 

これまたかなり細かい作業なので一苦労でした。

何度もやり直してなんとか写真のように半田付け出来ました。

 

写真ではリード線がランドからはみ出してしまっているのであとでカットしました。

 

これでプラスのピンの接続は完了です。

これだけで15分くらいかかってしまいました。

 

この時点でかなり疲れたのであとはマイナスのピンをリード線でつなげて

動作確認をすることにしました。

 

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マイナスも先ほどと同じようにピンに半田付けしてから

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ランド側にはんだ付けしました。

 

これでプラスとマイナスの端子は基板に接続出来たはずなので

充電が出来るようになっているはずです。

 

2.元通り組み立てて充電出来るようになっているか確認する

重要な作業は終わったので分解したときとは逆の手順で組み立てていきます。

ホントに逆の手順で組み立てるだけなので組み立て工程も割愛します。

 

背面パネルまで取り付けて充電ケーブルを挿しこむと 

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充電出来たー!

苦労した甲斐があるってもんです。

そのまましばらく充電をして起動させてみました。

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しっかり起動してセットアップ画面が表示されました。

 

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22%のバッテリーが数分すると

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23%に!

完璧に充電出来るように修理出来ました。

ちなみにこの状態では当たり前ですがPCにつないでも認識しませんでした。

 

ここまで出来たんだからデータ通信も出来るようにしよう!と

急にスイッチが入ってしまって続けて残っていた真ん中3本のピンも

プラス・マイナスのピンと同様にリード線を使って接続しました。

 

さすがに雑すぎてお見せできるような状態ではないので写真はありませんが

PCに接続してファイルのやりとりも出来る状態になりました。

 

専用の端子がなくてもやれば出来るもんですね。

疲れるので頻繁にこんなことはやりたくないですが非常に楽しかったです。

 

また、修理や改造をする予定があるのでそのときは記事にします。

それでは。