今回はHDMI端子が物理的に破損してしまっているPS4を修理します。
写真のように一番右側のピンが折れ曲がってしまっています。
HDMI端子の交換でなおるはずなので交換してみます。
※当記事を読んで作業の真似をされて、万が一製品が故障したり、
不慮の事故が起こっても私は責任が負えませんので全て自己責任でお願いします。
まずは修理前の状態を確認しておきます。
当然のことながらHDMIケーブルをつないでも映像出力できませんでした。
ただ、本体のランプは白く光っているので起動自体はしているようです。
では、修理していきましょう!
準備するもの
・精密プラスドライバ (100円均一のもので大丈夫です)
・大きめのプラスドライバ (100円均一のもので大丈夫です)
・綿棒 (白いものが好ましいです)
・無水エタノール (そんなに使うものではないので小容量でいいです)
・こて台
・はんだ
・ピンセット (何本かセットになっているのが今後便利です)
あると便利なもの
今回は以前にも同じようにHDMI端子の交換を行った記事がありますので簡易的な記事となります。
端子交換から動作確認まで
明らかに端子が破損しているのがわかります。
上記の記事と同じようにHDMI端子周りを耐熱の絶縁テープで保護してからヒートガンで熱して端子を取り外します。
端子の取り外しが終わったらランドに残ったはんだを一度きれいに掃除してから新しく用意したHDMI端子を取り付けます。
HDMI端子の取り付けと清掃が終わったら元通りに組み上げて動作確認をします。
ばっちり映像・音声共に出力されるようになりました。
PS4のHDMI端子が物理破損した場合はこのように交換でなおることがほとんどです。
端子が破損したことで基板に実装されているダイオードやICチップなどが故障することもあるようなのでその場合は別途、原因追及が必要になります。
そのような場合の修理もすでに何度か経験済で、記事にしようと思っております。
今回交換用として用意したHDMI端子はamazonで購入しましたが、ヤフオクなどでも手に入ります。
腕に自信のある方は機材一式をそろえてチャレンジしてみてください。
最近どんどん記事にしたい案件がたまってきているのに更新できずにいてもどかしい限りです。
PS3のYLOD修理、Nintendo Switchのブルースクリーン修理、PS5のHDMI端子交換、iPad Pro 9.7のバックライト修理など本当に書きたいことがたくさんあります。
いつになるかはわかりませんが必ず記事としてアップしますので待っていていただけると嬉しいです。
それまでは過去記事を読んで楽しんでいただけたらと思います。