素人が電子機器をいじってみる

当ブログは素人が電子機器の修理やカスタムをしたものをご紹介するブログです。

自己修理失敗?バッテリーコネクタが破損しているジャンクなNintendo Switchの基板修理をしてみた (コネクタ交換)

今回は恐らく自分で修理しようとして失敗してしまったであろうNintendo Switchの修理を行います。

 

訳ありということで販売されていたNintendo Switchを購入してきたのですが電源は入らない、充電の反応もないということで分解してみるとバッテリーを接続するコネクタが取れてなくなっていました。

 

ジャンクの端末からバッテリーのコネクタを移植すればなおると思うのでやってみます。

 

※当記事を読んで作業の真似をされて、万が一製品が故障したり、

不慮の事故が起こっても私は責任が負えませんので全て自己責任でお願いします。

 

修理前はこのようにバッテリーのコネクタ自体が取れてなくなっていました。

f:id:amacustom:20220407090758j:plain

f:id:amacustom:20220407090806j:plain

これでは起動しなくて当たり前ですね。

バッテリーが純正品ではなくなっているので新しいバッテリーに交換した際に力の入れ具合を間違えて破損させてしまったのでしょうか。

 

一か所だけはんだが盛られているように見えるので何とかしようとしたのかもしれませんね。

 

これくらいの修理だったら簡単なのでサクッと終わらせます。

 

では、修理していきましょう!

 

準備するもの

精密プラスドライバ (100円均一のもので大丈夫です)

Y時ドライバ Y2.0

綿棒

無水エタノール (そんなに使うものではないので小容量でいいです)

はんだごて

こて台

はんだ

ペーストタイプのフラックス

はんだ吸い取り線

・ジャンクのNintendo Switch基板 もしくは交換用バッテリーコネクタ 

ホットエアーツール

ピンセット (何本かセットになっているのが今後便利です)

拡大鏡 もしくは デジタル顕微鏡

 

あると便利なもの

修理用の開腹ヘラスパチュラ

耐熱マット

 

 

本体の分解は記事にするほどのことではないので分解後の作業を記事にします。

 

1.ジャンク基板からバッテリーコネクタを取り外す

まずは基板からバッテリーを接続するコネクタを取り外します。

f:id:amacustom:20220407090645j:plain

 

コネクタを取り外すためにフラックスを塗布します。

f:id:amacustom:20220407090710j:plain

フラックスが塗布出来たらコネクタの裏側からホットエアーで熱風を当てて基板を熱します。

コネクタの上から熱風を当てるとコネクタが溶けてしまうので必ず裏側から熱していきます。

裏側から熱風を当てるには作業台から基板がはみ出るように置いて作業台にマスキングテープ等で基板を貼り付けて固定します。

はみ出している部分が少ないと熱風を当てたときに作業台も一緒に熱されて焦げてしまったりすることがあるので、基板の熱風を当てる箇所を作業台に影響のない箇所にしておくようにしてください。

コネクタ部分のはんだが溶けてくると、はんだの色がくすんだ状態からキラキラとした光沢をもった銀色に変わります。

色が変化してきたと思ったらコネクタをピンセットで優しくつまみ上げると簡単に取り外せると思います。

 

f:id:amacustom:20220407090735j:plain

取り外したコネクタがこちらです。

これを故障した基板に取り付けていきます。

 

 

2.故障した基板に予備はんだをする

交換用のコネクタを取り外せたところで、故障した基板に取り付ける準備をします。

f:id:amacustom:20220407090816j:plain

故障した基板にはランドにはんだが残っている状態なのでまずはこれをきれいに除去します。

はんだの除去にははんだごて、フラックス、はんだ吸収線を使います。

 

f:id:amacustom:20220407090840j:plain

このようにはんだが残っている箇所にしっかりとフラックスを塗布します。

フラックスが塗布出来たらあとははんだ吸収線を使いはんだを除去していきます。

除去したいはんだの上にはんだ吸収線を当てて、その上からはんだごてで熱してはんだを溶かし、はんだ吸収線に吸い込ませます。

 

f:id:amacustom:20220407090904j:plain

計7か所のはんだを除去するとこのようになります。

はんだを除去したあとは無水エタノールを含ませた綿棒でしっかりとフラックスを除去しておきます。

フラックスは熱を与えすぎたり、時間が経過すると固まってきて清掃するのが大変になるのではんだ除去後、すぐに清掃するようにした方がいいと思います。

 

f:id:amacustom:20220407090514j:plain

はんだの除去が終わったらきれいになったランドにはんだを乗せていきます。

はんだを除去するときと同じようにしっかりとフラックスを塗ってからはんだごてではんだを乗せます。

はんだを乗せ終わったらもう一度残っているフラックスを無水エタノールを含ませた綿棒できれいに清掃します。

これでコネクタを取り付ける準備が出来ました。

次はコネクタをはんだ付けしていきます。

 

3.バッテリーコネクタを取り付ける

f:id:amacustom:20220407090538j:plain

予備はんだが終わったので再度はんだ部分にフラックスを塗布します。

その上にジャンク基板から取り外したバッテリーコネクタを乗せて位置合わせをします。

この状態で基板の下からホットエアーで熱風を当ててはんだを溶かし、コネクタを接合します。

f:id:amacustom:20220407090604j:plain

取り付けが終わったら無水エタノールでしっかりと洗浄しておきます。

洗浄が終わったらバッテリーコネクタの取り付け作業は完了です。

 

4.動作確認をする

バッテリーコネクタの取り付けが完了したので本体を元通りに組み上げて動作確認を行います。

f:id:amacustom:20220407090628j:plain

バッテリーが正しく接続できるようになりました。

f:id:amacustom:20220407090636j:plain

電源を入れてみると問題なく動作しておりました!

今回の故障は恐らく自分でバッテリー交換をしてみようとした結果引き起こされたものと想像しているのですが、実際に自分でNintendo Swtichのバッテリー交換をしてみようと思っている方は十分に気を付けて作業してくださいね。

今回のように自分にも出来そうだと思って手を出して起動しない状態になってしまうこともありますので、やるなら十分に下調べをしてからの方がいいですよ。

 

他にも色々と修理しているので興味があれば読んでみてください。

amacustom.hatenablog.com

 

amacustom.hatenablog.com

 

今後もちょこちょこと更新してきますのでブックマークお願いします。