素人が電子機器をいじってみる

当ブログは素人が電子機器の修理やカスタムをしたものをご紹介するブログです。

電源が入らないジャンクなPS4 Proを修理してみた (電源コネクタ修理)

今回はPS4 Proのジャンク品を修理します。

 

電源ボタンを押しても電源が入らない状態というものです。

 

電源ユニットが故障しているのか、それとも電源管理ICでも故障しているのか今の時点では故障の原因は全く分かりませんがとりあえず修理してみようと思います。

 

※当記事を読んで作業の真似をされて、万が一製品が故障したり、

不慮の事故が起こっても私は責任が負えませんので全て自己責任でお願いします。

 

写真はありませんが電源ボタンを押しても電源が入らず、ピッ!という音すら鳴らない状態です。

電源ユニットが怪しい気がしますので分解しようとしたところ、背面の分解禁止のシールが剥がれていました...

これは嫌な予感がしてきましたよ...

 

といったところでジャンク品とわかっていて購入したので文句は言えません。

それに、こうやって記事になっているということは修理が成功したということなのでさっさと故障の原因を明らかにしましょう!

 

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電源コネクタが基板から取れちゃってました!

パターンの剥離もありますがこれくらいは簡単に修理出来るので安心しました!

 

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その他のコネクタ類に破損はなく、ラッキーなジャンク品です。

恐らく元の持ち主が内部の清掃でもしようとして壊しちゃったんだと思います。

ちゃんとした知識やスキルがないとこんなことになるので機械類の分解を全くやったことが無い方は気を付けてくださいね。

自分で修理出来たら安上がりと思ってやってみたら業者とかメーカーに修理を出さないといけなくなって出費が増えちゃった、なんてことになりかねませんので。

 

前置きが長くなってしまいましたが修理していきましょう!

 

準備するもの

精密プラスドライバ (100円均一のもので大丈夫です)

大きめのプラスドライバ (100円均一のもので大丈夫です)

T8 へクスグローブドライバ

綿棒 (白いものが好ましいです)

無水エタノール (そんなに使うものではないので小容量でいいです)

はんだごて

こて台

はんだ

ペーストタイプのフラックス

はんだ吸い取り線

0.1mm エナメル線

ピンセット (何本かセットになっているのが今後便利です)

クラフトナイフ

グルーガン

 

あると便利なもの

修理用の開腹ヘラスパチュラ

拡大鏡 もしくは デジタル顕微鏡

耐熱マット

 

 

本体の分解は記事にするほどのことではないので分解後の作業を記事にします。

 

1.エナメル線で回路の修復をする

f:id:amacustom:20220127085644j:plainまずは回路の修復を行っていきます。

本来はんだ付けするはずの剥がれたパターンに繋がっている先の回路のレジストを少し剥がします。

レジストを剥がして金色になっている箇所が4つあるのがおわかりでしょうか。

ここにエナメル線をはんだ付けして回路を作っていきます。

 

レジストを剥がした箇所にはんだを乗せてからエナメル線をはんだ付けします。

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一番左の接点は剥がしたレジストと本来はんだ付けする接点同士にちゃんと導通があったので結局右側から3本だけしかエナメル線を付けませんでした。

はんだ付けが終わったらエタノールを含ませた綿棒で擦ってフラックスを除去しておきましょう。

その際に強くこすりすぎるとせっかく付けたエナメル線が取れてしまうことがあるので優しくゆっくりと掃除するのがお勧めです。

 

 

2.コネクタをはんだ付けして固定する

回路の修復が出来たのでコネクタをホットボンドで仮止めして、はんだ付けしやすい状態にしておきます。

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位置を合わせたらコネクタの左右にホットボンドをつけて固定します。

このままだとエナメル線にはんだが付きにくいのでピンにエナメル線を巻き付けていきます。

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右側3本のエナメル線をピンに巻き付けたらフラックスを十分に塗布してはんだ付けします。

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なんだかすごくいもはんだになってしまいましたがはんだ付けが終わりました。

この状態で最初に剥がしたレジストとピンの導通をそれぞれチェックして問題なければホットボンドでガッチリとコネクタを固定してしまいます。

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かなり適当にホットボンドを盛っていますが硬化してから強めにグリグリしてみましたが全然動かなかったのでこんな感じでも大丈夫だと思います。

 

3.組み上げて動作確認をしてみる

コネクタの取り付けが完了したので本体を元通りに組み上げて動作確認を行います。

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無事に電源が入るようになりました。

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一通り動作確認をしてみましたが特に問題なく使えそうな状態でした。

 

今回は割と簡単に故障の原因特定と修理が出来たのでラッキーでした。

こんなジャンク品ならいくらでも欲しいんですがそうそう簡単に手に入らないのが現実ですね。

明らかにHDMI端子が故障しているジャンク品なら簡単に修理出来るのでお勧めです。

興味のある方は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

amacustom.hatenablog.com

実際にHDMI端子が故障したPS4を修理したときのことを記事にしていますのでよければご覧ください。

 

次は何を修理してみようかなーと考えております。

1つだけ書いて放置しているオススメのツール紹介もそろそろ書いていこうかなーとも思っております。

色々とネタが溜まってきてはいるものの、まとまった時間が取れず更新できずにいる始末です。

本腰を入れてブログの更新を出来るようになりたいのですがなかなかうまくいかず。

これからも更新頻度は低いとは思いますがまた見に来ていただければ幸いです。